というわけで、絶対の正解手だけ読んでおけばいいわけじゃなくて、相手が間違った場合の手も読んでおかないと、

相手が間違えたせいでこっちが考えた時間全部無駄になっちゃったよ。

か〜ら〜の〜

時間切れ負け。

なんていう恥ずかしい負けをすることになる。


昔将棋を指していた時には、言うほど悪くない手をノータイムで連打して時間で押し潰すのが得意だったので、俗に言う柳沢流QBKが意外によく発生することを知っている。


ゲーム理論に反して相手が間違えることを期待するというより、『相手が間違えたからお付き合いして負けた』という事を避けるために最善の攻防以外も抑えておくほうがいいという理解にしておいたほうが前向きで手堅い。

定跡丸暗記型の有段者なんぞ定跡外しただけでいくらでも転ぶし、『定跡にない手だからいい訳無いんだけどよ…』とか捨て台詞を吐いて去っていく。

あたかもMTGの大会で『相手がメタ外だったから負けた』とか言っている奴みたいに…


そういうのは申し訳ないが、そいつの実力が有段なのではなく、そいつの知っている定跡が有段なだけだ。


今日の教訓

あなたよりあなたが覚えた定跡書の著者と勝負したい。

コメント

四日市
2011年12月26日11:42

話は違いますが、有名なデッキを完コピしたのと、何回も調整して自作したデッキとの話と似てますね。

ボトムデッカー
2011年12月26日12:04

強いデッキも有力な定跡もただ持ってるだけでもかなり強いんですよね。

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