ここまで来て何となく話が見えはじめたと思うけれども、将棋みたいに運の要素が絡まない完全情報ゲームであっても確率思考的に読みを振り分ける必要がある、つまり、完全に一本道でない限り、各選択肢がどちらも選ばれる可能性があるということを考慮しなければならないという現実に突き当たる。


相手がゲーム理論で定義される所のプレイヤーであればそんな心配いらないのかもしれないけどね。

そういう意味ではこの発想自体は対戦相手に失礼と言えなくもない。

というわけで将棋を指す段ではあまり真剣に考察しなかった。

だが、MTGでは話が別だ。

相手は正しい応手を知っているが、カードを引いていないことによって違う手を指さなければならない事など日常茶飯事。


つまり、MTGの定跡研究は選択肢AはBに対して何%有利かといった表現しかできないのだ。

しかも、変化手順も覚えておかないと、相手が〜を持っていないならばこの手が最善とかいった部分をとっさに出せない。

定跡書の本筋だけ覚えるとかの比じゃない。

しかも、手順とかネットに載ってないわけじゃない?

あたかも金矢倉と棒銀の形をあわせて矢倉棒銀みたいなイメージでデッキリストが落ちてるだけな訳ですよ。

つまり、手順は自分で起こさないといけないってことだよね。


今日の教訓

定跡書写して自分で盤面並べるくらい出来ればたいして変わらない作業なんだけどね。

コメント

夢みるうんぽぴん
2011年12月26日12:40

昔、カウブレで4t目に神ジェイスぶっぱされてカウンター無くて通って
「相手が素人で4t目にジェイス撃ってきたから負けた」

なんて話を聞いたことありますが、
定跡にない動きが決め手になるってのは結構ありそうですね。

ボトムデッカー
2011年12月26日18:25

変化手順として存在するところを覚えていない(ケアしていない)事によって発生するんですよね。一本道だと思っていると足元を掬われる感じで…

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