ゲーマー的な想定の範囲っていうのはどんなことなんでしょうか?

将棋では、ざっくりこんな感じです。

初心者…定跡書の基本手順の通り。

中級者…定跡書に書いてある通り。

上級者…次の一手問題に出て来るような型や頻出変化あたりまで。

有段者…加えて、〜があれば成立している型と〜を達成する手順とをセットで。

銀があれば潰せるので、先にそちらが攻めて来ていただけないですかね?銀交換したあたりで手番を渡していただければありがたいのですが…

みたいな手が指せるようになると、相手は銀を交換せずに攻めるか、手番を渡さずに攻め切るかしないといけなくなります。

すると相手は、『無理っぽいので、先に攻めていただけませんか?銀が無ければ攻め切れないご様子ですから、お先にどうぞ。』

みたいな手を指してくる。

そこで、相手の攻めの銀を新しい攻撃目標に設定して第2ラウンドの攻撃を開始。

ざっくりこんな感じの攻防になってきます。


初心者の場合は一手定跡書の基本型から外れたらマゴマゴしちゃうわけですから、想定している変化の範囲が広いほど上級者というわけですよね。


今日の教訓

想定の範囲を目一杯広げる為には、思考実験込みでやってみた回数以外ないと思うよ。

コメント

nophoto
Susumu
2013年11月21日16:09

AKAIK yov’ue got the answer in one!

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