というわけで、構築段階で把握しておくべきことは、自分のデッキが対処できる限界だ。

最初の見せプランでほぼ押し切れるマッチアップと、一番ありがちなシノギに対するアクションくらいまで折り込めれば、他のシノギははなからワンチャン狙いで何とかしようとか、大体デッキの相性くらいまで把握できる筈だ。

実戦では、〜持ってるからワンチャン狙えるとか、引きが悪いから相手が〜持ってたら諦めようとか、手札がいいから想定より1枚強く持たれていても大丈夫とか、自分がどれくらい戦えるかを期待値的な手札との抜き差しで把握すればいい。

で、相手は常に自分が戦える限界の手札を持っているものとして扱う。

それ以上の手札を持っていたらどうせ勝てない。

相手の手札が想定より悪ければ想定よりいい勝率が得られるだろう。

相手が想定外の手札を持っていなかった場合、それが根拠になって、相手のプレイングが変化する。

確定してから厳し目に変化は出来ないけれど、相手が特定のカードを持っていない分安全に勝ちに行くことは出来る。

ここまで理解できれば、手札を1枚使ってまで、相手の手札を覗いてみたくなる事はないだろう。


今日の教訓

現場で出来ることはデッキの通訳のみ。でもデッキを作るのは自分だ。

コメント

pinchi
2012年4月20日12:22

色々参考になります。
リンクさせていただきました。

ボトムデッカー
2012年4月20日12:26

現役離れて長いので概念論的になっちゃってますが、自分なりに使っていただければさいわいでございます。

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